2018年1月12日金曜日

【再掲】サンドバックを叩く意味

元はスポナビのブログで書いてた記事ですが、スポナビのブログが終了になるということで、この記事だけは残したいのでアーカイブとしてこちらに移します。

サンドバックを叩くことの意味 [練習]6月17日』 2007年6月17日


平日は夜の12時まで営業していて、渋谷駅から歩いてすぐというロケーションのよさで、
すっかり会社帰りでも週3日は行くジムワークが定着したのですが、
決算期にはいりまして、さすがに平日のジムワークはきつく、昨日は1週間ぶりの練習でした。

私が直接に会長から聞いた話ではなく、その時練習していたプロ選手へ叱咤しているのを
横で聞いてただけなんですが。。。

「サンドバックは何のためにやるかわかるか?サンドバックはなあ、地獄を見るためにやるんだよ!」

「自分のペースで気持ちよく打ったって、そんなんじゃサンドバックはいくらやったってダメなんだよ。
試合では相手がいて、相手も勝ちたくて必死に練習してるんだよ、ミットだってスパーリングだって、相手もやってるんだよ、だからボクシングで勝つのは
技術だけじゃない、根性なんだよスタミナなんだよ、気持ちなんだよ。
わかるか?その気持ちで勝つためには何をすればいいと思う?練習してこれ以上は
動けない、もう死ぬかもしれない、そのくらいまで自分を追い込んで追い込んで、
そこからが練習なんだよ。自分でそれができる練習って何だと思う?
サンドバックなんだよ。だろ?ミットだって、スパーリングだって、相手が
いなきゃできないだろ。
でも最後は自分のハートとの戦いなんだよ。自分で自分を追い込める練習って何だ?それがサンドバックなんだよ。
だからサンドバックは自分をトコトン限界まで追い込まなきゃダメなんだよ!」

・・・・多少、私の主観的な思いが言葉尻にに混じってるかもしれませんが、
熱いなあ~。あまりにも真っ直ぐな言葉で、返す言葉がありません。(私に言われてたわけじゃないけど)

プロとして、あるいはプロを目指すなら、形は変わるにせよどこかで自分を
追い詰めて、その限界点から這い上がる、現代のスポーツ科学とはどこかかけ離れた
原始的なプロセスですが、格闘技をやる上では絶対に避けて通れない道ではないかと
私は思います。

私なんぞは、未だマススパもやるに及ばずといったところですが、
やはり、どこか普段の練習でその辺のところがしっかりと見られてるなと
思います。甘いんだよな、全然。
前にどこかで書きましたが、会長も斉藤チーフも練習の手法は単純ですが、
それ故にごまかしがきかないので、そういうところが私は怖いです。

ちなみに、あくまでこの会長の考え方はプロ選手、もしくはプロを目指す選手に
対してのものであって、ダイエットなどのフィットネスやストレス解消と
いったところが目的の方には当てはまりませんので、その点は誤解なきようお願いします。
スカッと汗かいて、ググツとうまいビールを飲む。それはそれで普通にありです。
会長もチーフも基本的には気さくで話し好きですから、お手すきのような時は
ドンドン話しかけてあげてください。

前置きが長くなりましたが、いちおう練習のログです

【6月17日】練習

<朝練> 6:30~8:00
ジョグ 60分 8キロ
    コース:本牧~山下公園~山手~根岸森林公園
坂道ダッシュ 10本


<ジムワーク> 12:30~14:00 @イマオカジム
シャドー 2ラウンド
ミット 2ラウンド(原田トレーナー)
バック 3ラウンド
シャドー 2ラウンド
腹筋 50回
クランチ 100本


最初の話は練習後のあがりのストレッチやってる時でしたので、

次回の練習の時、やれるかな・・・ ”魂のサンドバック”



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