今日は私が通っているE&Jカシアスジムの内藤律樹選手がメインで出場する
『日中国交正常化45周年記念親善試合』の観戦でした。
第11試合、メインイベント バイシャンボ・ナスウイラ対内藤律樹
入場では律樹はリラックスしているようです。
関根チーフトレーナーも表情は堅いがここまで積み上げてきた練習の成果を出し切れば勝てるという自信が伺えます。
対戦相手のバイシャンボは13戦12勝無敗1分、長身と懐が深いリーチで、相手を引き寄せて間合いを詰めてきたところに左フックをカミソリのように打ち放つ、これまで律樹と対戦してきた相手とは趣が異なる強敵です。お互い、間合いと制空権を取ったほうが有利になる、そういう試合展開になるのではないか、私はそう感じていました。
試合開始、やはりその予想通りの展開となりました。
律樹は遠い間合いから、サッと飛び込んで右のリードと左のストレートを打つ。
バイシャンボがカウンターを返すが律樹は慌てずボディワークで巧みにパンチを避ける。
試合は終始、拳ひとつの間合いを取り合うヒリヒリした展開で進むが中盤からは律樹が有効打でリード。
ポイントで負けていると察したか、バイシャンボは終盤、敢えて前に出てきた。
律樹もヒットされるが、おそらく相当な練習を積んだのであろう、ギリギリのところでバイシャンボのパンチを避ける。
試合は8ラウンド終了、お互い力を出し切って判定に入る。
ジャッジは
77-75 内藤
79-75 バイシャンボ
77-76 内藤
2-1で律樹が僅差の勝利
中盤で優勢に立った律樹が終盤で手堅いディフェンスで守りきった、
というところでしょうか。
まさに死闘というにふさわしい、凄い試合でした。
この勝利は大きい。
リッキ行けるで、S・ライト級で行けるで!
そんな可能性を感じました。
ウイニング
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